あの日の草もち

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@栃木-那須

 

 

「早く風邪治すからな。

あー来てくれて良かったぁ。気をつけてな。」

前日手を握りしめて言った、それが最期の言葉。

 

 

5月の節句

草もちを一緒に作った利用者さんが亡くなった。

孫との草もち−やりたいことをやりたいと口に出せる素直さ− - いつだってシンプル。

突然の熱発の翌日の夜だった。

 

 

私が今の診療所に入職して

一番最初に上司から引き継いだ利用者さん。

 

 

 

 

 

 

難病。初めて関わる分野。

最初はとても戸惑った。

治らない、向上していくのは難しい。

動きたいのに自分では動けない。色々なジレンマ。

 

回復期病院にいた社会人になりたての1年半は、

回復の邪魔しなければ勝手に良くなってくと思って、

どちらかというと部屋で患者さんの話聞いたり、

中庭行って太陽浴びてからリハ室に行く、

そんなぽやーんとしたセラピストでした。

そもそもそんなに自分に自信がなかった。

1年目から根拠なき自信を持てる奴じゃなかったし

人の目を気にして生きてたから

逃げてたのかもしんない。

でもただ単に「とりあえず関節可動域訓練」より、

話してその人のことわかろうとする方が大事だって思ってた。

 

がつがつ介入して、自分が歩かせた、良くしたみたいな

セラピストもいたのかもしれないけど

(断言はしない笑、どこの職場にもいるだろ的なレベル)

多分在宅来たら、そんなエゴな感情吹っ飛ぶ。

 

 

 

難病指定されている疾患は

平成30年4月時点で331種類。

進行性で、現在治癒が見込めないとされている。

障害については色々な意見があるのは知ってる。
社会が障害作っているって思いもすごくよくわかる。
でも物理的に動きを制限されてしまう人もいる。

誰かの手を借りなければ、生きていけない人もいる。

死へのリスクをより多く背負って。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「一生この病気と付き合っていかなければなりません。しかも良くなっていくことはありません」

と言われたその人たちにどう関わるか。

 

 

 

 

 

 

 

 

この方と出逢って【寄り添うこと】を学んだ。

触れることー今年もお世話になりましたー - いつだってシンプル。

 

 

 

 

 

 

自分のことを孫のように思ってくれて

自分のおばあちゃんみたいに思ってて

一緒に笑って、一緒に泣いて、時に怒られて

色々な思い出ができた1年半だった。

 

「敬語なんて使うな!家族みたいに思ってるんだから」

「物騒だから、車の中で休まないでうちで寝ていけ」

といっつも優しかった。

 

「めぐちゃんが子供産んだらおぶってうちに来い!

リハビリなんていいんだ、来てくれれば元気が出る」

と未来の私の子供まで楽しみにしていたなぁ。

 

 

 

「こんな体なら

家族に迷惑かけるだけだし早く天国に行きたい」

彼女がずっと口にしていた言葉だった。

彼女の苦しみはわかってあげられない。

それを聞くたびに、

「天国行ったら私と会えなくなっちゃう!

順番があるんですきっと。それまで私の相手をして!色々教えてください。」

と話して「そうかぁ」と笑う。

そんなこと言う彼女だけど

「これだけ毎日色々な人が取っ替え引っ替え来てくれて面倒見てくれるんだ、オレは幸せだなぁ」

と言ってくれてた。

 

 

 

 

亡くなった翌日、

今まで撮った写真を持って最後の挨拶に行った。

今にも起きてきそうな顔で眠っていた。

息子さんに草もち作ったことを話したら

「リハビリの人が来るのをいつも楽しみにしていたよ。

おしゃべり好きだし料理も好きだったから、

色々叶えてくれてありがとう。

最近写真なんて撮ってなかったから使わせてもらうね」

と写真を遺影に使っていただけることになった。

少しだけ家族の力にもなれたのかなぁ。

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私たちは、

この世からいなくなった人たちから

毎日生きられることが当たり前じゃないことを

教えてもらえるんだ。

 

生きられる今に感謝することを

教えてもらえるんだ。

 

 

最大限のケアができていただろうか。

難病というものを背負っていても

私といて楽しい人生だと思えただろうか。

もう本人に聞けないから答えなんかない。

 

 

でも

一緒に作った草もちを忘れない。

出会えたことを忘れない。

一緒にいたことを

幸せと言ってもらえたことを忘れない。

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育ててくれてありがとうございました。

またどこかで会えることを祈って。

 

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「実はわたしも」

こんにちは。いつだってシンプル。を

読みにきてくださりありがとうございます*

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@雲巌寺 栃木,大田原市黒羽

 


最近、ブログを読んだ感想をいただいたり
ブログを他の人に勧めてくれる方がいらっしゃったり

実際に会いにきてくれる方がいらっしゃるのです!

改めてすごく幸せなことだなぁって思います。

世界の総人口が約73億人、

日本の人口が約1億2600万人、

関東の人口が約4300万人。


これだけの人間がいる中で、

ちっぽけなブログに目を止めて何かを感じてくれる。

ブログを見つけてくれたこと自体奇跡。

 


時間は有限で、お互いにとって大切な時間。

だって明日生きてるかわからない。

今日の夜死ぬかもしれない。

人生って、死に方を選べない状況がある、

そんな中で、大切な時間を

ブログを読むことに充ててくださったり

私に連絡をくれる時間に割いたり

会いにきていただける。

こんな嬉しいことはないです!!


だから会いに来てくださるときは

全力でおもてなししますし、

共有できる時間を全力で楽しみたいし楽しんでほしい。

 

 


連絡いただける方、会いにきてくれる方は
それぞれの想いを胸に秘めていて

⚪︎生と死の向き合い方
⚪︎自分の在り方、どこに向かっていくのか
⚪︎辛かったことの共有

⚪︎自分のコンプレックス

とか色々打ち明けてくれたりします。


もちろん、思いの丈を全て

聞き出そうとする気などとうていありません。

話したければ話せばいいし、

話したくなければ無理に聞きません。

 

でも、今まで全部私も悩んできたこと。

今でも悩みのタネになること。

全部ブログにさらけだしてること。

言えなくて苦しんできたこと。

 


私がようやく自分と向き合えて
トンネルを抜けられたのが10年。なら、
私と出逢ってくれた人が
「共感してくれる人がいた」
「辛いって言える人がいた」と
1年でも1ヶ月でも早く暗い長いトンネルから出られるのであれば、私やこのブログの価値はあるんだろうし、見出してくれる皆さんがいてくれるなら嬉しい。

 


ただ
悩みや苦しさにも全て意味があって
何一つ無駄じゃなくて、一つ一つが必然で
その悩んだことが強さに変わったり
その苦しんだ経験が優しさに変わったりするから
それ自体がだめだと思わなくて大丈夫。
一緒に悩むし、一緒に泣くし、一緒に笑う。

だから自分を責めないでね。

自分を守って信じてあげられるのは自分だから。

 

 

このブログの一文が「実はわたしも、、」と心の奥底で我慢させていた想いのカギを開けてあげられる存在でありたいです。

 

 

死に方を選べない人生かもしれないけど

生きている限り、生き方は選べる。

だから自分の好きに生きていい。

動きたかったら動けばいい。

休みたかったら休めばいい。

後悔しない毎日を。

 

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2018.06.04  たなかめぐみ

 

大好きな自分を生きよう

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おしらじの滝 ,  栃木県矢板市

 

 

「口で伝えるよりも

自分がしたい暮らしをして

楽しんでいる姿を魅せた方が

伝わるよね」

 

 

今を頑張る若きお母さんは言いました。

今日は母の日。

2人の母親と会った今日、

やはり母親は偉大だと感じました。

 

子育てに奮闘しながら

自然にそった暮らしをする

ももちゃんと会うのは3回目。

 

https://www.facebook.com/megumi.tanaka.355/posts/1069015289869374

初めての出会い*

 

初めて出逢った1年前は

ももちゃんの旦那さんに会いにいくのが目的だったし

こんな話ができるなんて思ってもみなくて

きっと会わない間にお互い色々な出会いがあって

成長させてもらったんだろうんだろうなぁと。

ももちゃんは私のお姉ちゃん的存在^^*

 

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世の中は目に見えないものが多すぎて

本質を見失ってしまいがち。

 

今口にしているお肉は、

人間のために飼われた動物で

飼って育ててくれている誰かがいて

殺してくれる誰かがいて

切ってくれる誰かがいて

売ってくれる誰かがいる

 

その行程は中々見えないもので

ひとは食べられることが当たり前になり

動物や他人に対し感謝を忘れる。

 

 

嫌なことがあって暴飲暴食したとき

自分の意思とは関係なく

体は消化機能をフル回転させ

自分のことを守ってくれている

 

その行程は中々見えないもので

ひとは自分の体に対する感謝を忘れる。

 

 

ファストファッションの服を買うとき

少しでも安いものをと手を伸ばしている間にも

途上国の人が過酷労働の上に

安い賃金で働いて生産してくれている

 

その行程は中々見えないもので

ひとは他人の苦労を知らず感謝を忘れる。

 

 

生理が止まって病院でピルをもらうとき

SOSを出して助けを求めているその体に

大きい絆創膏を貼って傷を隠す

 

その行程は中々見えないもので

ひとは自分の体からの声に耳を塞ぐ。

 

 

 

大抵の出来事は、上に治らないかさぶたを

貼っつけて隠していくだけで

物事の本質を捉えようとしない。

これでは何も変わっていかない。

 

 

結局自分を変えられるのは自分しかいなくて

窮地に立たされたときに初めて気付く。

それが病気。それじゃ遅いんだ。

 

 

 

もっと前から気づける何かを。

もっと前から実践できる何かを。

 

どんなに口で伝えようが、

本人が魅力や心地よさを感じないと

変わるきっかけにならない。
人を変えることなんてできない。

気づきのきっかけを与えることしかできない。

でもそれで良いんだと思う。

その人の人生だから。

 

 

これからの未来へ

命のバトンを繋いでいくのは私たち。

私たちがワクワクキラキラ生きていれば

子どももそれを見てワクワクキラキラし出す。

ママとパパが仲良しでいれば

子どもは勝手に育っていく。

母親としての人生だけではなく

自分の人生を楽しむ。

そんな生き方をしていこう。

 

ももちゃんのアウトプット、私のインプット
私のアウトプット、ももちゃんのインプット
これからの未来を感じました*

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今日は母の日。

ももちゃんにカーネーションあげたら泣くほど喜んでくれた。

姉ちゃん、出逢ってくれてありがとう。

 

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高校の頃、寮で生活を共にしていた

家族同然の妹のような後輩が

つい最近母親になった。

8年ぶりの再会は

「なおさーーーーん!久しぶり!」

なんてなーんにも変わってないんだけど、

母親になった妹はなんだかとても逞しかった。

産まれたばかりの赤ちゃんと会って

妊娠出産は奇跡なんだって改めて感じた。

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母親になった彼女にもカーネーションを。

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あんまり心配してないけど頑張りすぎるなよ。

高校の頃と変わらず破天荒でありのままでね。

 

 

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そして母にも。

母さん、産んでくれてありがとう。

今の私があるのはあなたのおかげです。

顔が年々似通っていってます^^

 

 

 

 

命のバトンを繋いでいく全ての女性の方々へ

ありがとう。

 

たなかめぐみ

 

孫との草もち−やりたいことをやりたいと口に出せる素直さ−

 

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山形の関山大滝

マイナスイオンみんなに届けっ!

 

前回のブログ。


母さんが教えてくれたこと-自分のこと大切にしてますか?- - いつだってシンプル。


今まで以上に反響が多く、気づけばシェア200件弱。

驚きました。ありがたいです。

 

知らないところで私と会ったことがない人が、

私のことを知らない人がブログを読んでくださっている。

例えば、体のタメになる知識みたいに

万人ウケするブログを書いている訳じゃないから、偏った思考で

もしかしたら見ている誰かを傷つけているかもしれない。

そういう思いも頭に置きながらいつも文字を綴っています。

極力傷つけたくないけど、多分誰も傷つかない文章は書けない。

辛いことを思い出させてしまうかもしれない。

 

でも

同じ辛い思いしたけど、元気になれた、ありがとう!

私も会いたいと思った時に会いに行ける人になりたいです。

田中さんに会いたいです!

あの子の成長が楽しみ。

勝手にブログを紹介しちゃったけどこう返事が返ってきたよ!(心が楽になる言葉がたくさんありました!ってお返事)

 

なんて言葉をいただけて私が泣きそうになるほど嬉しいです。

 

誰かの元気の一部になれたり

何かの気づきのきっかけになれたり

この人なら会って弱音吐いてもいいかもって思ってくれたり

小さい頃から見守ってくれてる人が読んでくれているなら

これからも想いを綴っていきたいと思いました。

 

 

自分の在り方を見せていくことは恥ずかしくない。

後悔も辛いこともあったけどそれがあって今があるから。

人生ちょっと笑われたりコケたりして乗り越えられた方が

命が終わるとき楽しかったなぁって思えるんじゃないかな。

 

人の辛さなんて全部わかってあげられないし

正直全部わかるつもりもない。

だって私はあなたじゃないから。

過去に私の辛さをわかってもらってたまるか!

って気持ちが私にあった。

だってあなたは私じゃないから。

 

ただ、、聞いてあげられる。

何かのきっかけは作ってあげられるかも。

私を認めてあげられるのは私。

あなたを認めてあげられるのはあなた。

 

何か声をかけたくなったらいつでも連絡ください(^^)

良ければブログの感想もお待ちしています*

 

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「めぐみちゃん節句に草餅は作らないんけ?」

 

私を孫のように可愛がってくれる方のこの一言が

このブログの物語の始まり。

 

「昔は作ってたけど、こうなってからはもう作れないからなぁ。また作れたらいいなぁ」

 

ぼそっと呟いた彼女の「やりたいこと

 

彼女は物理的にベッドから1人で出られない。

1人じゃ立てない。歩けない。

 

言われた瞬間に「よっしゃ!んじゃ5月に草餅作りましょう!」

って言っても冗談だと言って笑い返してきた。

 

 

ヨモギなんてどこに植わってるかわかんなかったけど、

2週間探しまわってなんとか見つけだして

当日下準備をして訪問の時に持っていくと

驚きながらも嬉しそうな顔(^^)

 

 

私のエプロンを着けてもらってすり鉢を渡すと

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手際よくつきはじめる。

 

洗うの面倒だからビニール手袋..とも思ったけど

せっかくなら餅の粘り気具合、あったかさ、

自分の手で作るということ   全部楽しんで欲しかった。

 

もちを広げる手つきも孫世代の私がついていけるほど

容易いものでもなくせっせと作っていく。

さすがおばあちゃん。

 

あんは彼女と私が好きなこしあん
私があんを詰めて一緒に作る。

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すごいステキな笑顔で何度も何度も

「まさかできると思わなかった」

「10年ぶりだ」って言いながら泣いてた。

「目から水が出ただけだぁ!」なんて笑ってたけど

気付いたら私も半泣きで抱きしめてた。

 

 

 

 

在宅にいて、利用者に自立してもらうこと

セラピストとして大事だと思う。

家にこもりがちな方のADLを維持向上していく

社会参加のツールを利用して

なるべく元気でいられる時間を長くする。

でも精神的自立はできても(できることは自分でやる)、

物理的に自立できない人もたくさんいて、

そういう人たちこそ、やりたいことがあるのに諦めてしまう。

「手伝ってもらうなんて申し訳ない」なんて思ってしまう。

さすがに沖縄一緒に行ってくれ!

って言われたら悩んじゃうけど、(本当は行きたい笑)

生きる意味を見出すこともセラピーの1つだと思う。

私は作業療法士じゃないけど、理学療法士が一緒に草餅作って

活動促しちゃいけないなんて決まりない。

笑顔になるために、生きていて良かったと思えるために、

私が何が提供できるのか。常に自問自答。

 

 

やりたいことを口にしてみたら

意外と手を差し伸べてくれる人っているかもしれない。

同じような思いがある人と

化学反応を起こせたりするかもしれない。

 

口にしないと何にも誰にも伝わらない。

でも、

口にすればやりたいこと叶えられるかもしれない。

そんなことを彼女から教わりました。

 

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もっともっとやりたいことを口にして

思い出たくさん作っていこう!

 

人生の終わりを迎えるとき

「病気があって人生辛かった」ではなく

「病気だったけど楽しいことがあって幸せだった」

と思えるように。

 

たなかめぐみ

 

 

 

 

母さんが教えてくれたこと-自分のこと大切にしてますか?-

 

 

 

 

 

 

 

 

 

平成30年4月24日   11回目の母さんの命日

いくつで親を亡くしたって、何年経ったって寂しいもんは寂しいよね。自分が生まれた時でも、5歳でも、15歳でも、40歳でも、60歳でも。5年経っても10年経っても。大人になったからさみしいって言えないなんてそんなの辛いもん。さみしいって言うの別に恥ずかしくないから、私は声を大にして言う。今でも母さんに会いたい。

 

人間は気づいた時からいつでも変われる。

昨年10年の節目を迎えて、色々なものを受け入れて心が晴れたと思ったけれど、【10年目のキセキ - いつだってシンプル。今年もやっぱり4月になると気持ちが落ち込む。やっぱしんどい。

2年前までは落ち込む自分が弱いと思っていて、昨年は前を向けた!これで私は最強やー!( ˆoˆ )/って喜んで、今年また落ちた。忙しいヤツだ。笑

でも今年は違う。自分を弱いとは思わなくなった。

あーまた来た。そういう時は休む!ちょっと母さんのせいにしてもバチ当たらない!甘えんぼ末っ子の恵はいつまでも甘えんぼ!(´-`)

なーんて、人のせいにできるようになった。

今まで人のせいにしたくなくて、自分で全部背負ってしまう思考から少し抜け出せた。「性格だからしょうがない」っていう言葉は、もうだいぶ脳みそのすみっこにいった。

自分で線引いてるだけ。自分で決めつけてるだけ。

性格は思考の習慣。禁煙と一緒。習慣は変えられる。人間は気づいた時からいつでも変われるんだ。

 

 

 

何が大切かは綴り続けたからわかった

毎年この日にブログを書いている。私の周りにいる大切な人や、縁あってこのブログに辿り着いていただけた方々に、母が苦しめられたがんに同じように苦しんで欲しくないから、がん検診推進を綴ってきた。がんも2人に1人が罹患する(一生涯のうちだから誤解しないでね)くらい、もう特別視する必要もない身近な病気になってきているけど、苦しいのを見るのはやっぱり嫌だ。

 

4年前

田中 めぐみ - 自分の体、大切にできていますか?みんないつ何があるかわかりません。でも検診で防げる病気があります。... | Facebook

3年前

田中 めぐみ - 自分の体、大切にできていますか?みんないつ何があるかわかりません。でも検診で防げる病気があります。... | Facebook

2年前

田中 めぐみ - 今日はお母さんの命日。 今年で丸9年を迎えました。 私に理学療法士という夢を与えてくれた母。... | Facebook

1年前

自分のこと大切にできてますか? - いつだってシンプル。

 

毎年同じテーマで文章を書くってこの日以外なくて、辿って見ていくと自分の成長を感じる。こう発信する選択肢を取ったのは自分だけど、これも母さんが仕向けた成長の課題なのかもしれない。また今年新たな気づきをもらった。もうこの世にはいないのに本当に不思議。やっぱり母は偉大だ。

 

今までのを見返すと昨年から明らかに違う。

2年前まではがん検診を受けてください!!しか言っていなかったのが、色々な経験をして、色々な人に出会って、色々なものに触れ合って伝えたいことが変わってきている。

「あぁ、そういう意見もあるよなぁ」って自分の中になかった考えを聞いて飲み込めるようになった。今自分が持つ価値観が全て正しいわけではないし、正解不正解なんてなくて、自分が選択した答えが人生になっていく。その時選択した答えに迷ったとしても自分の人生。

私の中の正解はみんなの中の不正解で、みんなの中の正解は私の中の不正解。そんなのこと世の中にザラにあるけど、自分中心で回ってると気づけない。相手のためにとか言ってる心の奥底で、実は自分のためだったりする。

自分の物差しで他人を測るな。

がん検診は自分を大切にするための1つのツールにしかすぎない。受けて欲しいとは思うけどみんなにガミガミ言うことはなくなった。これは綴り続けてきたからこそわかったこと。

 

どれが心に引っかかるブログや言葉かは、人それぞれだと思う。引っかからない人もいる。同情されたいんだなって思う人もいる。みんなに響けなんて思ってない。
私は私の生き方を好き勝手に記してるだけ。
それでも最近ブログ読んで会いたいと思いました!と見知らぬ人から連絡をいただけることが増えて、自分の想いや言葉を世に出すということに、ますます身が引き締まります。想いを共感してくれてありがとう。そして実際に会ってくれる度胸のある方たち、本当にありがとう。

 

 

母さんが伝えたかったこと

母さんを殺したがんを悪と思わなくなった。

母さんは家族に、私に、何かを気付かせたくて体を張ってがんになってくれたんだと思う。ずっともがいてきて、今はこの答えに行き着いた。もしかしたら過去を美化しているのかもしれない。でもこれは自分自身で出した答えだから、誰のせいでもない。

 

自分が本当にやりたいことをしているときは、体は壊れにくいと最近思う。

本当はこれがしたいけど中々できなくて、自分の中でぐっと我慢してないかな?

本当はやりたくないのに嫌々やっていて、断れなくて、心がもやもやしていないかな?

「やりたいんです!やります!」って口では言ってるけど、よく見られたい一心で背伸びしていないかな?

 

心は小さな悲鳴をあげ続けている。適度に息抜きできてたら良いんだけど、人間悲鳴あげ続けてたら倒れるよね。心も、そんな感じな気がしてきた。

 

母さんは

人の顔色ばかり伺ってないで、自分のことを大切に自分の気持ちにフタをするのはやめなさい

これを伝えたかったのかなって思う。

 

私の味方は私自身。私の声を聞くこと。

嫌なら嫌って叫ばせてあげればいい。

泣きたくなる気持ち我慢させなくていい。

したいことがあるならすればいい。

会いたい人がいるなら会いにいけばいい。

 

自分の気持ちに素直に行動できないのは

誰かのせいじゃなくて、何かを言い訳にして

自分自身で待ったをかけてるだけ。

 

 

私がやりたいこと

体が悪くなったら病院に行く。っていう今の日本の流れが嫌い。体を悪くしないために、地域で私ができること、想いを、知識を伝え方を探して、話して、試して、伝えて、感じて、私にしかできないことをしたい。

ちなみに私は今年もがん検診受けます。

 

 

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今年も母さんの周りには素敵な笑顔が集まりました。

 

 

命日の1週間前。

部屋を掃除していたら本の間から封筒が一枚。

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まーたこんなタイミングで出てくるの母さんらしいわ。泣きそう。相変わらず私、母さんと似てるなぁ。

抗がん剤治療中っぽいけどすごい幸せそうだなぁ。 父さん顔出しごめんね。

 

ガンだから不幸とは限らない。

幸か不幸かなんて自分で決めたら良い。

 

 

 

みなさんは
自分のこと大切にしていますか?

 

悔いのない人生を。

 

H30.04.24 たなかめぐみ

 

限りあるもの

 

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生命も時間も限りがあって

 

今日私が買い物に行った帰りに

事故に遭うかもしれないし

今日の夜あの人の呼吸が止まるかもしれない

 

そう思ったら

明日この桜を2人で見られる保証なんかどこにもない。

 

生命も有限

時間も有限

 

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身体機能面がどうこうよりも、本人のやりたいことを

優先させてやってきたこの1年間。

尖足と褥瘡は双方にとって辛く

こもり熱も本人には辛いので

最低限のリスク管理はするけれど

本人がしたいこと、本人が笑うことばっかりしてきた。

 

たまに一緒に汗水垂らしながら立った。

(立位介助下手でごめんなさい)

時には一緒に手を取って、考えた俳句を紙に書いた。

時には口の動き一音一音を拾ってずっと話した。

話せなくなることが怖いと泣く彼女と昔の恋バナをして

2人でゲラゲラ笑った。

本人が一番望む「話して笑うこと」

諦めて欲しくなかった。

 

 

去年2人ではお花見できずに今年やっと実現。

「団子とお酒が欲しいですねーっ!( ̄▽ ̄)」

って言った私を見てマスク越しに笑った彼女は

天気の良い今日、

自分の部屋で尖足予防や立位訓練をするよりも

よっぽど幸せな顔をしていたはず。

というか幸せな顔をしていた。私も幸せな気持ち。

 

本人がやりたいと思っていることを

できる限り一緒にやる。

自分の人生は自分で描いて欲しいから

出来ないところは全力でサポートしたい。

在宅の醍醐味。

 

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社会人5年目、理学療法士5年目になりました。

なりたての頃に思い描いていた5年目より

知識も技術もまだまだ程遠いけど

寄り添う気持ちと、直感とやろう!と思ったときの行動力は

5年の間にちょびっと培えた気がします。

 

 

物事の本質が一体何なのか、確認することを怠らず

目の前の自分を求めてくれる人に全力で力になりたい。

 

そのためには自分が幸せであり

自分に素直でシンプルに生きてること。

どんなに憧れの存在がいても

その存在自体にはなれないから

比較して悔やむことなく、私は私の道を歩く!

 

 

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娘みたく可愛がっていただいてます♡

一緒に桜を見られてよかった*

また来年も一緒に。

 

田中めぐみ

 

「助けて」が言えるヒトに。

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姪っ子です。7歳と4歳になりました。

私が小学校の頃の鍵盤ハーモニカを

お下がりで使ってるらしい。

「めぐちゃん聞いてて〜‼︎」

と自慢げに弾いてくれるのは成長を感じて嬉しいんだが、

お願いだから、ホースは買い換えて?笑

 

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完全ってすごく脆くて簡単に壊れちゃう。

 

不完全だから、何かを補ったり

教えてもらったり、助けてもらったりできる。

だから私は一生不完全でいい。

 

ひとりぼっちで生きてるわけじゃない。だって

あそこの大先生も、こっちの先輩も、そこの君も

父親と母親の営みを経て、

母親から生まれてきたわけでしょ?

 

成長とともに、たくさんの人に会って

時に一緒に泣いて笑ってお世話になって、

時に怒られて、でも今の自分がいる。

悔しい思いもたくさんしたけど

それが反力となって今ここに立ててる。

 

 

パートナーや家族がいれば

ごはん作ってくれたりするかもしれないし、

パートナーがいようがいまいが、

生きていくのに仕事するけど
お金を払ってくれる人がいるから生かされてて
あなたが今ここにいるのは

誰かが、何かが、後ろから支えててくれたおかげ。

色々循環してる。

 

完璧主義者の

始めたことを最後までやり遂げる.

中途半端はイヤ.

ってことは良いことだと思うけど

その過程で誰かに「助けて」「どう思う?」と

声をかけられるか、

辛くなっても1人で抱え込んでしまうかは

同じ完璧主義者でも変わってくる。

アリ地獄に1人ハマっていってしまったら

それこそ人生もったいない。

 

それがずーーーーっと年を重ねていったときに

リーダーで部下に仕事を振れずに自分の仕事量ばっか増えたり.

育児で夫に助けを求められなかったり.

親の介護で兄弟に助けを求められなかったり.

社会人なりたてで上司にSOSが出せなかったり.

「助けて」が言えないって結構ツライ。

 

だから子どものうちから

「助けて」が言える子が増えて欲しい。

 

子どもはempathyが強いから

その場の空気をめちゃくちゃ読むし

親の顔色を伺い、友達の顔色を伺う。

何かを解決していくときに

悩み、考え、もがくことはもちろん良いんだけど

いざという時「助けて」が言える子が増えたらいいな。

 

 

そしたら、頑張りすぎて

ぶっ倒れちゃうPMSの女の子や

自律神経乱れて仕事できなくなっちゃう人や

産後、孤育て状態になったり産後うつになっちゃう人が

すこーしは減る気がする。

 

肩の荷を降ろして

今日生きてることに感謝して笑っていこう⭐️

誰かを頼っていいんだよーーーーっ!

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