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母さんが教えてくれたこと-自分のこと大切にしてますか?-

 

 

 

 

 

 

 

 

 

平成30年4月24日   11回目の母さんの命日

いくつで親を亡くしたって、何年経ったって寂しいもんは寂しいよね。自分が生まれた時でも、5歳でも、15歳でも、40歳でも、60歳でも。5年経っても10年経っても。大人になったからさみしいって言えないなんてそんなの辛いもん。さみしいって言うの別に恥ずかしくないから、私は声を大にして言う。今でも母さんに会いたい。

 

人間は気づいた時からいつでも変われる。

昨年10年の節目を迎えて、色々なものを受け入れて心が晴れたと思ったけれど、【10年目のキセキ - いつだってシンプル。今年もやっぱり4月になると気持ちが落ち込む。やっぱしんどい。

2年前までは落ち込む自分が弱いと思っていて、昨年は前を向けた!これで私は最強やー!( ˆoˆ )/って喜んで、今年また落ちた。忙しいヤツだ。笑

でも今年は違う。自分を弱いとは思わなくなった。

あーまた来た。そういう時は休む!ちょっと母さんのせいにしてもバチ当たらない!甘えんぼ末っ子の恵はいつまでも甘えんぼ!(´-`)

なーんて、人のせいにできるようになった。

今まで人のせいにしたくなくて、自分で全部背負ってしまう思考から少し抜け出せた。「性格だからしょうがない」っていう言葉は、もうだいぶ脳みそのすみっこにいった。

自分で線引いてるだけ。自分で決めつけてるだけ。

性格は思考の習慣。禁煙と一緒。習慣は変えられる。人間は気づいた時からいつでも変われるんだ。

 

 

 

何が大切かは綴り続けたからわかった

毎年この日にブログを書いている。私の周りにいる大切な人や、縁あってこのブログに辿り着いていただけた方々に、母が苦しめられたがんに同じように苦しんで欲しくないから、がん検診推進を綴ってきた。がんも2人に1人が罹患する(一生涯のうちだから誤解しないでね)くらい、もう特別視する必要もない身近な病気になってきているけど、苦しいのを見るのはやっぱり嫌だ。

 

4年前

田中 めぐみ - 自分の体、大切にできていますか?みんないつ何があるかわかりません。でも検診で防げる病気があります。... | Facebook

3年前

田中 めぐみ - 自分の体、大切にできていますか?みんないつ何があるかわかりません。でも検診で防げる病気があります。... | Facebook

2年前

田中 めぐみ - 今日はお母さんの命日。 今年で丸9年を迎えました。 私に理学療法士という夢を与えてくれた母。... | Facebook

1年前

自分のこと大切にできてますか? - いつだってシンプル。

 

毎年同じテーマで文章を書くってこの日以外なくて、辿って見ていくと自分の成長を感じる。こう発信する選択肢を取ったのは自分だけど、これも母さんが仕向けた成長の課題なのかもしれない。また今年新たな気づきをもらった。もうこの世にはいないのに本当に不思議。やっぱり母は偉大だ。

 

今までのを見返すと昨年から明らかに違う。

2年前まではがん検診を受けてください!!しか言っていなかったのが、色々な経験をして、色々な人に出会って、色々なものに触れ合って伝えたいことが変わってきている。

「あぁ、そういう意見もあるよなぁ」って自分の中になかった考えを聞いて飲み込めるようになった。今自分が持つ価値観が全て正しいわけではないし、正解不正解なんてなくて、自分が選択した答えが人生になっていく。その時選択した答えに迷ったとしても自分の人生。

私の中の正解はみんなの中の不正解で、みんなの中の正解は私の中の不正解。そんなのこと世の中にザラにあるけど、自分中心で回ってると気づけない。相手のためにとか言ってる心の奥底で、実は自分のためだったりする。

自分の物差しで他人を測るな。

がん検診は自分を大切にするための1つのツールにしかすぎない。受けて欲しいとは思うけどみんなにガミガミ言うことはなくなった。これは綴り続けてきたからこそわかったこと。

 

どれが心に引っかかるブログや言葉かは、人それぞれだと思う。引っかからない人もいる。同情されたいんだなって思う人もいる。みんなに響けなんて思ってない。
私は私の生き方を好き勝手に記してるだけ。
それでも最近ブログ読んで会いたいと思いました!と見知らぬ人から連絡をいただけることが増えて、自分の想いや言葉を世に出すということに、ますます身が引き締まります。想いを共感してくれてありがとう。そして実際に会ってくれる度胸のある方たち、本当にありがとう。

 

 

母さんが伝えたかったこと

母さんを殺したがんを悪と思わなくなった。

母さんは家族に、私に、何かを気付かせたくて体を張ってがんになってくれたんだと思う。ずっともがいてきて、今はこの答えに行き着いた。もしかしたら過去を美化しているのかもしれない。でもこれは自分自身で出した答えだから、誰のせいでもない。

 

自分が本当にやりたいことをしているときは、体は壊れにくいと最近思う。

本当はこれがしたいけど中々できなくて、自分の中でぐっと我慢してないかな?

本当はやりたくないのに嫌々やっていて、断れなくて、心がもやもやしていないかな?

「やりたいんです!やります!」って口では言ってるけど、よく見られたい一心で背伸びしていないかな?

 

心は小さな悲鳴をあげ続けている。適度に息抜きできてたら良いんだけど、人間悲鳴あげ続けてたら倒れるよね。心も、そんな感じな気がしてきた。

 

母さんは

人の顔色ばかり伺ってないで、自分のことを大切に自分の気持ちにフタをするのはやめなさい

これを伝えたかったのかなって思う。

 

私の味方は私自身。私の声を聞くこと。

嫌なら嫌って叫ばせてあげればいい。

泣きたくなる気持ち我慢させなくていい。

したいことがあるならすればいい。

会いたい人がいるなら会いにいけばいい。

 

自分の気持ちに素直に行動できないのは

誰かのせいじゃなくて、何かを言い訳にして

自分自身で待ったをかけてるだけ。

 

 

私がやりたいこと

体が悪くなったら病院に行く。っていう今の日本の流れが嫌い。体を悪くしないために、地域で私ができること、想いを、知識を伝え方を探して、話して、試して、伝えて、感じて、私にしかできないことをしたい。

ちなみに私は今年もがん検診受けます。

 

 

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今年も母さんの周りには素敵な笑顔が集まりました。

 

 

命日の1週間前。

部屋を掃除していたら本の間から封筒が一枚。

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まーたこんなタイミングで出てくるの母さんらしいわ。泣きそう。相変わらず私、母さんと似てるなぁ。

抗がん剤治療中っぽいけどすごい幸せそうだなぁ。 父さん顔出しごめんね。

 

ガンだから不幸とは限らない。

幸か不幸かなんて自分で決めたら良い。

 

 

 

みなさんは
自分のこと大切にしていますか?

 

悔いのない人生を。

 

H30.04.24 たなかめぐみ

 

限りあるもの

 

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生命も時間も限りがあって

 

今日私が買い物に行った帰りに

事故に遭うかもしれないし

今日の夜あの人の呼吸が止まるかもしれない

 

そう思ったら

明日この桜を2人で見られる保証なんかどこにもない。

 

生命も有限

時間も有限

 

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身体機能面がどうこうよりも、本人のやりたいことを

優先させてやってきたこの1年間。

尖足と褥瘡は双方にとって辛く

こもり熱も本人には辛いので

最低限のリスク管理はするけれど

本人がしたいこと、本人が笑うことばっかりしてきた。

 

たまに一緒に汗水垂らしながら立った。

(立位介助下手でごめんなさい)

時には一緒に手を取って、考えた俳句を紙に書いた。

時には口の動き一音一音を拾ってずっと話した。

話せなくなることが怖いと泣く彼女と昔の恋バナをして

2人でゲラゲラ笑った。

本人が一番望む「話して笑うこと」

諦めて欲しくなかった。

 

 

去年2人ではお花見できずに今年やっと実現。

「団子とお酒が欲しいですねーっ!( ̄▽ ̄)」

って言った私を見てマスク越しに笑った彼女は

天気の良い今日、

自分の部屋で尖足予防や立位訓練をするよりも

よっぽど幸せな顔をしていたはず。

というか幸せな顔をしていた。私も幸せな気持ち。

 

本人がやりたいと思っていることを

できる限り一緒にやる。

自分の人生は自分で描いて欲しいから

出来ないところは全力でサポートしたい。

在宅の醍醐味。

 

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社会人5年目、理学療法士5年目になりました。

なりたての頃に思い描いていた5年目より

知識も技術もまだまだ程遠いけど

寄り添う気持ちと、直感とやろう!と思ったときの行動力は

5年の間にちょびっと培えた気がします。

 

 

物事の本質が一体何なのか、確認することを怠らず

目の前の自分を求めてくれる人に全力で力になりたい。

 

そのためには自分が幸せであり

自分に素直でシンプルに生きてること。

どんなに憧れの存在がいても

その存在自体にはなれないから

比較して悔やむことなく、私は私の道を歩く!

 

 

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娘みたく可愛がっていただいてます♡

一緒に桜を見られてよかった*

また来年も一緒に。

 

田中めぐみ

 

「助けて」が言えるヒトに。

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姪っ子です。7歳と4歳になりました。

私が小学校の頃の鍵盤ハーモニカを

お下がりで使ってるらしい。

「めぐちゃん聞いてて〜‼︎」

と自慢げに弾いてくれるのは成長を感じて嬉しいんだが、

お願いだから、ホースは買い換えて?笑

 

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完全ってすごく脆くて簡単に壊れちゃう。

 

不完全だから、何かを補ったり

教えてもらったり、助けてもらったりできる。

だから私は一生不完全でいい。

 

ひとりぼっちで生きてるわけじゃない。だって

あそこの大先生も、こっちの先輩も、そこの君も

父親と母親の営みを経て、

母親から生まれてきたわけでしょ?

 

成長とともに、たくさんの人に会って

時に一緒に泣いて笑ってお世話になって、

時に怒られて、でも今の自分がいる。

悔しい思いもたくさんしたけど

それが反力となって今ここに立ててる。

 

 

パートナーや家族がいれば

ごはん作ってくれたりするかもしれないし、

パートナーがいようがいまいが、

生きていくのに仕事するけど
お金を払ってくれる人がいるから生かされてて
あなたが今ここにいるのは

誰かが、何かが、後ろから支えててくれたおかげ。

色々循環してる。

 

完璧主義者の

始めたことを最後までやり遂げる.

中途半端はイヤ.

ってことは良いことだと思うけど

その過程で誰かに「助けて」「どう思う?」と

声をかけられるか、

辛くなっても1人で抱え込んでしまうかは

同じ完璧主義者でも変わってくる。

アリ地獄に1人ハマっていってしまったら

それこそ人生もったいない。

 

それがずーーーーっと年を重ねていったときに

リーダーで部下に仕事を振れずに自分の仕事量ばっか増えたり.

育児で夫に助けを求められなかったり.

親の介護で兄弟に助けを求められなかったり.

社会人なりたてで上司にSOSが出せなかったり.

「助けて」が言えないって結構ツライ。

 

だから子どものうちから

「助けて」が言える子が増えて欲しい。

 

子どもはempathyが強いから

その場の空気をめちゃくちゃ読むし

親の顔色を伺い、友達の顔色を伺う。

何かを解決していくときに

悩み、考え、もがくことはもちろん良いんだけど

いざという時「助けて」が言える子が増えたらいいな。

 

 

そしたら、頑張りすぎて

ぶっ倒れちゃうPMSの女の子や

自律神経乱れて仕事できなくなっちゃう人や

産後、孤育て状態になったり産後うつになっちゃう人が

すこーしは減る気がする。

 

肩の荷を降ろして

今日生きてることに感謝して笑っていこう⭐️

誰かを頼っていいんだよーーーーっ!

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がん検診結果と検診について

検診結果が1月に郵送されてきてたのに

レポートとして載せるのが遅くなりました。

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yumekamo4.hatenablog.com

 

がん検診については12月のこの記事を↑

 

さて検診結果ですが・・

1月6日に返送されてきたので、

約2〜3週間で結果が返ってきたことになります。

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検診結果は書面で郵送されてきます。

結果は乳がん、子宮頸がんともに問題なし。

やっぱり封筒開けるときはちょっとドキドキでした。

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乳がんの自己検診についての指導書も

同封されていました。

お金がかからず手っ取り早い

地道にできる自己検診!

 

検診結果を聞きにもう一度病院に行かなくて良いのが、

結構多い検診スタイルです。

気軽に行けるようになったからこそ受けてほしいです。

 

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「検診受けて何か見つかっちゃったら嫌だから、怖くて受けられない〜」

と言っていた知人がいました。

 

私の母も姉もがんサバイバーですが

2人とも「ん?」と体にサインが出てから

検査に行って判明してます。

 

考え方はそれぞれです。

何か病気が見つかっても、特に治療を受けない、

そのまま人生を全うすると決めてる人は

別に関係ないかもしれません。

 

ただ病気が見つかった時、

そう思える人の割合の方がきっと少ない。

「生きたい」と思った先に治療という

選択肢があるかもしれない。

そう思った時に、体の異変を早く見つける

という選択肢も大切だと感じます。

「まさか私が」って誰しもが思うだろうし、

私が知っているがんサバイバーの方は

「もっと早く検診受けてたら」と言います。

 

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2016年年齢部位別がん死亡率(女性)

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2016年年齢部位別がん死亡率(男性)

 

 

ヒトはすごく複雑で、
自分が思う以上に色々なことから
身体的精神的に影響を受けているし、
退化していくし必ず死を迎えます。

 

そもそも何故がんになるのか?を追求して、

食生活の改善や生活スタイルの見直し

自分と向き合ったりして

世の中の病気が減っていくことは良いことだと思います。

ただ環境汚染や、先天性のもの、

自分では変えられない部分があると思うと、

たとえ病気になったとしても治療の選択肢が

狭まっていない初期段階で見つけてあげる検診も

自分と向き合っていく1つの手段かなと思います。

 

 

 

 

 

ただ、前回のブログで書いたように

検診にもさまざまな種類があります。

医療もどんどん進歩していく時代なので

5年前に良いとされていたものが

ひっくり返って良くないと言われているものも

ざらにあります。

 

人はそれぞれ遺伝子や生きてきた経験、

食べてきたもの、出会ってきた人、

感じてきたものすべて違うし、

今の生活スタイルだって違う。

全員にこれは100%治る!

というものってないと思ってます。

 

1つの情報を過信することなく、

疑問を持ちメリットデメリットを調べ学んでやってみる。

合わなかったらやめてみるのも1つの手。

柔軟な対応ができるのがミソ。

 

自分の身を自分で守っていく。

そんな女性が増えて欲しいな*

 

変わること、繋がること

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「私は人と繋がって生きていたい」

 

以前の私は

人と繋がっていないと怖かった。

1人になるのが怖かった。

繋がりを持ち続けることに必死だった。

 

今の私は

自分は未完成だから

違うものを持っている人と繋がるのが楽しくなった。

意見が異なるのは当たり前だと思えるようになった。

繋がりに感謝の気持ちが持てるようになった。

 

 

同じ言葉でもこれだけとらえ方が変わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

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最近ようやく2年前の病んでた話を

笑ってできるようになった。

いじってくる人も出てきてくれた。笑

 

 

 

あの頃は

ヤミヤミの実を食べてたとか

ペローナちゃんにやられてたとか

ゼルエル並みのATフィールドだったとか

(最近必死で見返しているアニメたち😂笑)

 

 

とてつもないネガティブと不安と拒絶と

なんかもう今考えるととんでもない人だった。笑

今ならいくら当時のことをいじられても笑える。

 

 

元々人が大好きだったはずなのに

強がることが当たり前になって

そのうち、環境が変わって

人から必要とされなくなった気がして

むちゃくちゃ不安になって

結果、病んでた。笑

 

今思えば、「ほんっと、イタイ奴だったなぁ😂」って。笑

 

私の境遇を知らない、先輩と飲んでた時に

「それただ単にそこで

仕事すんの嫌だっただけじゃん!」

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ってすごい爆笑されて気づいたんだけど、

 

今まで逃げたり途中で辞めたりしてこなかったから

自分でそれすらを認められなかった。

 

結局、人間関係だったり環境が合わなかったことを

過去の親の死別だったり

急に環境変わったから体調崩したとか

幼少期のトラウマのせいにしたりしてたけど

ぜーんぶ言い訳で

 

人間関係だったのか

規模が大きかったからなのか

街中で育った奴が、山の中に修行に行ったからなのかは

もうわからないけど

「なんだか気持ち的にのびのび仕事できないから

違うところに変えます!!」

っていうのが言えなかっただけだったんだなと。

それを認めるのに2年かかった。かかりすぎだ。

 

 

日本人は気の遣い屋が多いから

そんな人ごまんといるんだろうけど

1つの箱から出てみて、色々な人と出会ったら

仕事内容が嫌になって辞めるんじゃなくて

環境が合わないから辞めた人なんて

めちゃくちゃいっぱいいて

なんかほっとした。

 

職場を辞める時

お詫びとお礼は伝えてきたつもりだけど

また一つ成長させていただき感謝してますっ!

 

母親の死の受容の時もそうだったけど

その時は辛い。時間もかかる。

たしかに今回も2年前めっちゃ辛かった。

でも数年後には同じ物事を

全く違う風にとらえられる力をもっている。

つまずいたことも、プラスにとらえられる力を。

 

 

 

 

 

 

 

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人と人の結び目になりたい。

 

【繋がる】を異なるとらえ方ができるようになって

ぱーっと開けたこの2年、

新しい出会いがたくさんあって、

たくさん助けてもらって、

たくさん学ばせてもらって、

たくさん支えてもらった。

 

 

何を思ってても

どんな形で生きてても

仕事しててもしてなくても

なんも間違いでも正解でもなくて

1番大事なことは

自分に素直でいられることだと思った。

いたってシンプル。

 

 

自分に素直になると、この人と会いたい!と

直感で思って行動するようになった。

会いたいと思う人は

なんとなく共通してる部分があって

形は違えど

夢を持ってたり、やりたいことがあったり

向上心だったり、好奇心だったり

優しさだったり弱さだったり強さだったり

なんかワクワクしてたりする。

 

そんな素敵な人たちだから

私の大切な人同士を繋げたいと思った。

 

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やっと形にした結び目。

 

人は社会の中にいると、何かのせいにする。

 

上司が怖いから.

後輩が気を遣えないから.

先輩がこう言ったから.

会社の決まりだから.

国の制度がこうだから.

患者が言うこと聞かないから.

結婚してるから.

子どもがいるから.

 

 

私もそうだった。今でもゼロではない。

 

何かのせいにするって

いくらでもできるんだけど

文句言うだけじゃなくて、

今自分ができることを自分なりに考えて行動する。

すぐは形にならなくとも。

ちょっとずつちょっとずつ行動する。

同世代で自分のやりたいことを
何か形にしようと行動してて
チャレンジして失敗して、でもまたチャレンジして。

 

そんな空気感が似てる大切なセラピスト2人。

 

大阪に住む同志と

養成校時代の妹のような後輩

 

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繋がるって楽しい。

繋げるって楽しい。

 

私と出会ってくれてありがとう。

繋がってくれてありがとう。 

 

触れることー今年もお世話になりましたー

 

 

 

 

 

 

 

心の支えになれているか

 

 

 

 

在宅に仕事の拠点を移して1年3ヶ月。

利用者さんは人生の先輩ばかりなので

大変おこがましいですが

冒頭のワードを常に頭に置いて

患者さんに関わらせていただきました。

 

今のフィールドは訪問リハビリなので

住み慣れたご自宅で生活していく中で

身体機能・環境・家族背景、色々評価して、

より住みやすいように

治療したりお手伝いしていくのは

セラピストとしての務めだけど

在宅はそれだけではありませんでした。

 

 

物理的にベッドから降りられず、

生活の場が家の中の"ベッドの上"に限られている方がいる

 

感情も想いもたくさんあるのに

体が痒くても、足が痛くても、何か伝えたくても

手足が動かせず言葉も出せずに

辛い思いをしている人がいる

 

治療し尽くして

医療用麻薬を使い、死の恐怖と闘いながら

毎日不安な気持ちを抱いて生きている人がいる

 

 

身体機能の向上が難しい方々に対して

死に向かっていく方に対して

どうしたら本人を置き去りにせず、寄り添い、

孤独や不安を少しでも拭ってあげられるか。

本人がやりたいと思ったことを

一緒にやってあげられるか。

 

「また来てくれるなら

明日も頑張って生きてみようかな」
と思ってもらえるか。

 

セラピストの域を越えて

人としてどう寄り添えるか、そこは大前提な話で。

 

でもやっぱりターミナルや精神ケアは

看護師の方が専門性が高いよ。
なんて世の中の常識壊していきたい。

もちろん医療的技術は看護師さんしかできないけど、

セラピストだって寄り添えること。

イメージ変えていきたい。

 

 

セラピストとして何ができるのか。

命が尽きる最期までセラピストがどう寄り添えるか。

 

 

 

私の行きついた答えは"触れること"でした。

 

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入浴介助や介助立位以外で

ベッドから降りられないこの方は
年末年始に訪問スタッフが来ないことを
涙をこぼして寂しいと言った。

ただ手を握って話を聞いた40分間。
最後は

「めぐみちゃん来るの待ってるからな」と笑ってくれた。

 冷たかった手はすっかりあたたまった。

 

 

その笑顔も無理させたかもしれない。

でも幸せだから笑うんじゃなくて

笑うから幸せを感じると思ってるから

少しでも笑ってほしい。

 

 

 

 

心の支えになれているだろうか

 

今の私は、患者さんの身体機能をあげること以上に

ここが大事だと思ってる。

 

そして触れることで痛みをとっていける

本人の、家族の不安を減らせるセラピストになりたい。

 

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今年は新しい出会いも久しぶりの再会も

本当にたくさんあって。

 

ありがとうと握手をすること。

また会おうと抱き合うこと。

特に大事にした1年。

 

 

 "触れる"ことで

安心感を得たり、幸せだと感じたり

感謝する気持ちを伝えられたり、

涙が出そうになるほど気持ちが熱くなったり、

とにかく言葉だけでは伝わらない

触れることの大切さを身をもって体感した1年だった。

 

そんな中
今年はBiNI Approachの受講を始めて
触れること、触れ方の大切さを改めて感じたし

(ま、まだ概論レベルなんだけどw)

私にとっては一歩を踏み出せたとても大きな1年*

 

*BiNIの舟波先生との出会い、山岸先生との再会*
田中 めぐみ - 1年目の時から受けたくて、 一昨年申込みまでしたのに行けなかったBiNI Approach。... | Facebook
田中 めぐみ - ずっと会いたかった。 3年ぶりにお会いできました!! BiNI Approach STEP2.... | Facebook

 

 

そういえば2017年の年初めに書いた

田中 めぐみ - おそばせながら、 明けましておめでとうございます。 今年は《自己肯定感》と《感謝》がテーマ。... | Facebook

この記事。

自己肯定感と感謝をテーマにしようと決めた1年*

 

触れることが大切だと思えるようになったのも
自分を大切に思えるようになってきたからかな。

 

昔は相手のことしか考えてなくて

自分の気持ちなんて

どこかへ置きっぱなしだったけど

 

我慢することをやめて

会いたいと思ったら会いにいって

やるって決めたら口に出して

嬉しかったら嬉しいって笑って

辛かったら辛いって言って

好きなら好き!って言って

素直になってきたから変わってきた感情。

 

でもこうなれたのも

過去に頑張りすぎてた自分がいたからだし

うつになって立ち止まって、自分を見つめられたから*

 

そして今年は

たくさんの素晴らしい出会いがあったこと.

いつも支えてくれる家族や友人や先輩がいてくれたこと.

私と関わっていただいた

全ての方々のおかげです(*^^*)

 

今年もお世話になりました!

来年もよろしくお願いします*

 

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2017.12.30 田中めぐみ

 

 

がん検診レポートと今の想い

先日、乳がん検診(触診、エコー)と

子宮頸がん検診(細胞診)を受けてきました。

 

受けたいけど、、とためらっている方が

検診ってこんなに気軽に受けられるんだ!

と安心できること、

ちょっぴり背中を押してあげられればな、

と思って書いてみます。

 

 

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乳がん検診は7年ぶり。(私いま26です)

母が乳がんで他界しているので、

当時の私は極度の心配性で、

何故か成人前に一度受けています(^_^;)

今考えたら早すぎるわ。笑

まぁマンモグラフィーを受けたわけではないし

(被曝の観点から)それで不安が解消したから

良しとしましょう。

それからぶりの検診。
結婚を機にと思っていましたが、中々受けられず。
乳がん検診は定期検診にはちょっと早いかな

(年齢、今の自分の環境的に)と思っていますが、

子供が産まれて授乳が始まる、子供優先にして自分の体を疎かにしてしまう時期こそ、定期的に受けたいなと思っているところです(^^)

 


子宮頸がん検診は2年ぶり。
ちなみに30代前半の姉が子宮頸がんです。
(本人には記載許可済み)

子宮頸がんは、性交渉を経験した女性なら

誰しもが発症する可能性のあるがんなので、

遺伝性のものではありません。

姉ががんだと公表したのは、

がんが身近であることを伝えたかったからです。

 

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今回は埼玉県さいたま市浦和区のクリニックさんに

お世話になりました。


そう、受けたい!と思っても検診費がネック(´-`).。oO

環境は人それぞれ。

20代で「そんなことにお金使うくらいなら友達と遊ぶー!(そんなことって言ったらとても語弊がありますが、リアルな気持ちだと思います)」って方もいるでしょうし、

30代、40代となるにつれて子どもにお金がかかって...

と自分にお金を中々使えない時期もありますよね。


「レディースドック」みたいな感じで

色々セットになってると数万もするんですよね。
私も考えのベースに、基本的に検診は保険対象外なので、シンプルな内容で少しでも安いものを。
もちろん人間ドックみたいに、

色々調べて貰えば安心なんですが、

今回はシンプルに乳がんと子宮頸がん検診に絞りました。

 

目標は1万円以内!

私はいつも検診予約には【ここカラダ】というサイトを

利用させていただいています。
サイトに飛ぶと希望する検診の種類、県名を入れると

一覧が出てきます。
結果的に
乳がん検診(触診・エコー)
・子宮頸がん検診(細胞診)
の2種類で9000円!これに決めました!

 

ネットで予約後、クリニックからの予約確認の電話と

数日後に郵送物が届きます。

(当日の日程詳細や注意事項、事前記載書類)

 

事前に郵送されてきた問診票と、個人情報保護の同意書にサインをして当日を迎えます。

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クリニックに到着をしたら、説明を受けて検診着に。

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(写真なくても良かったんですが、

文章だけだと寂しくなっちゃうので載せました笑)

 

***

子宮頸がん検診は、産科にある診察台に乗って

女医さんが膣に綿棒を入れて細胞採取して10秒で終了。
はやーーーーっ(・Д・)
痛いイメージあるかもしれませんが、

器具入れる時にひゃっとなりますが、それで終わりです。
ちなみに月経中は受けられないので、

もし被ってしまったら別日に予約し直します。
私は前日月経終了したばかりだったので、

受付の方に確認したところ、

「経血が出ていなければ大丈夫です^^」とのことでした。

 

***
乳がん検診は、座ったまま、頭の後ろ側に手を回すポーズを数分とっている間に女医さんがくまなく触って調べます。(以前受けた時は寝てバンザイで触ってました)
自覚症状があればその時に先生に話せば聞いてもらえます

(触診前に聞かれました)。

その後はエコー検査。
個室で検査着を開いて胸に温かいジェルをつけてもらい、

胸から脇まで丁寧にエコーでチェック。
自覚症状、心配事があれば聞いてOK。
私は興味津々にエコーを見ていたので
「ここ乳腺で、筋層、肋骨、これがリンパ節だよー」
と解剖を教えてもらったので、

質問はバンバン答えてくれそうな感じでした。


待ち合いも含め45分で検診終了。
結果は3-4週間後に自宅に書類が郵送されてきます。
もし異常が見つかれば、説明も求めることができると思います(予約時のネット情報)


検診の雰囲気ですが、
検診に積極的なクリニックさんでしたので
とにかく回す!!待ち時間も短かったです。
スタッフの動きが多い分、対応がドライかなーと

思っていたのですがとても丁寧でした^^
利用者層は30代から60代が多かった印象です。

そして意外とご夫婦で受けている方が

たくさんいらっしゃいました。
職場の人間ドック受けにきたり、

個々での事情があると思いますが、

やっぱりパートナーとしてお互いの体は大切ですよね。


医療機関によって雰囲気は異なってくるところですので、行ってみないとわからないところではあります(^^;

男の先生はちょっと...というときも、

ネットで女性の先生がいる医療機関も調べられます*

 

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*まとめ*

・検診セット(ドック系)もあれば、単品検診もある。

何万も払わなくても検診は受けられる!
・気軽(予約、結果は郵送、時間等)に検診を受けられる

 

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ここからはわたしの想い。

検診のことだけ知りたかった方はここまで^^



自分の人生は自分で決めてほしいから、
昔ほど検診絶対受けて!と言わなくなりました。

なんだろう、すごい複雑なんだけど、
言葉で表すのすごく難しいんだけど、
あなたはあなたの人生でしかなくて
私が背負うものではないから。

病気になったらなったで、治療せずにありのままの生涯を全うするのであれば、必要ないかもしれないし。
それは人それぞれの思いかもしれない、
年齢かもしれない、時期なのかもしれない。

ただ、もっと早く
検査を受けて見つけていれば助かったかもしれない人を
見つめていた経験をしているから。
その人には生きていて欲しかったし、
本人も生きたいと思っていたから。


私は生きたい理由がある。
だから検診を受けるし、
共感してくれる人には検診を勧めたい。

 

ただ、がんや病気が悪いとは思っていない。

がんになったからといって笑えないわけじゃない。
がんになって良かった!
と声を大にして言う方を私は知っているし
それ個性という人もいる。
色々なことに気づけるきっかけだったりする。
もっともっと我慢せずやりたいことやりなよ!

体が悲鳴あげてるのに仕事してない?

笑いたくもないのに無理やり笑ってない?
ってサインだったりもする。
病気は全て悪じゃない。それは障害もいっしょ。
病気、障害=不幸ではない。

 

私も引きこもり時代はしんどくて

生きてる意味あるのかなって思ってたけど

気づけたことたくさんあったし

やりたいことも見つかった。

でもやっぱり乳がんになった母親を見て、

取り残されて、色々な想いを抱いたから

体は壊したくないなと思ってるのが本音。

だから検診は受ける。なっても早く見つける。

選択肢を自分で狭めない。

 

 

検診の話に戻るけど
勘違いして欲しくないのは

話題性だけでとびつかないでほしいこと。

 

北斗晶さんが乳がん公表したときも

小林麻央さんが亡くなったときも

話題になったから乳がん検診に行く人が

一時的に殺到したみたいだけど

検診ってそもそも定期的に行くものだし、

一回行って安心するものでもない。

それに乳がん検診だけでも検診の種類はいくつかある。

私は20代ではマンモグラフィーは必要ないと思ってるし、

それぞれの検診のメリットデメリットを

把握した上で決めてほしいと思ってる。

だから一概に【検診に行ってください!】

とは言わなくなった。勘違いさせないためにも。

 

 

子宮頚がんもワクチンが話題になっていて

今日本からほとんど姿を消してしまった。

でも海外で日本人が真逆のことを研究して

表彰されている。日本はそれをほぼ話題にはしない。

メディアが話題に出さない。

出させないその上の何かがいるのかもしれないけど。

 

個々にワクチンのメリットデメリット、研究データ、

製薬会社のこと、色々調べているなら良いと思う。

 

でも話題性だけで障害が出るから

ワクチンを受けさせません!

って子どもに受けさせない親がいるとして。

じゃあその子どもが性交渉をするようになった時、

がんになる可能性があるスタートラインに立ったという

性教育をしてるのか?

赤ちゃんができる仕組みとか避妊とかも大事だけど

がん検診という選択肢を提示しているのか?

その辺がすごく気になっている。

 

事実、子宮頚がんは増えている。

ワクチンを打たないからなのか、

がんになりやすい生活を現代人が送っているからなのか、

その答えは誰もわからない。

原因は一つじゃないから。一人一人の生活は違うから。

 

話脱線しまくってごめんなさい。

でもそれが今のわたし。

 

***

将来生きていく人たち
(自分の子どもや日本の子どもたち)
の首を私たちが締めないためには...
と考えた時にできることは国の医療費を減らす。
では、私ができることは?
病気になる前に予防していく。
ピンピンコロリで人生を終えるためには、
何ができるんだろうって考えたりしてます。
病気にならないための食生活だったり、
体づくりだったり、ストレスとの向き合い方だったり、
自分の見つめ方だったり、
今の自分の体を知ることだったり、これ!といって
専門的に勉強しているわけじゃないですが、
その辺りをゆるーく日々を感じながら学んでいます。

その中で今の自分の体を知る、
少しでも病気を早く見つけるための
一つの手段としての検診、と思って受けています。

それから私は家族6人中、2人はがんサバイバー。
2人とも婦人科系がん。
他人事じゃないんですよね、がんは。
仕事柄、終末期の末期がんの方とも
関わらせていただいているのでがんはすごく身近です。
誰でもなる可能性のある病気。

その病気をどう捉えるか。

「がん家系だから」っていうけど

今の自分の生活を、思いを、行動をどう捉えるか。

 


どう生きたいか
どう人生の終わりを迎えたいか
考えてみてもいいのかなと思います。

 

とりあえず私はワクワクしてたい!

ご縁があって出逢う人に寄り添いたい

だからやりたいことはやる。

伝えたいと思ったら伝える。

笑いたい時は笑うし泣きたい時は泣く。

 

***
伝えたかったのは

・自分で調べて決めてほしい

(誰も責任取ってくれないし、色々後悔するから)
・がんは身近であるということ
・検診で助かる命があるということ

 

さぁ、あなたは今日をどう生きる?

 

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