「誰かのために」の使命感の前に。

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栃木県, 那珂川町 いわむらかずお絵本の丘美術館 Model:Risa.

 

 

今年に入って気づきをコンセプトにした

女性のためのコンディショニング活動を始めました。

お母さんに自分の体と自分の心と

向き合う時間を作って欲しいなと思って。

始めたばかりでまだまだ模索中です。

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    -お母さんの支えになりたい-

 

多分、私という人間を生きていく中で

こう思うことは自然だったのかもしれない。

 

 

誰かのためにの使命感ではなく自分のために生きていい

母さんの闘病記を読んだ。

やりがいを感じていた産婦人科の看護師の仕事。

母さんの周りにはいつも

新しい命が誕生する神秘的な瞬間と

幸せな笑顔が絶えなかった。

 

でも乳がんになり

「なんで私が」

「もっと子どもたちの成長を見たかった」

「めぐの成人式も出産の手伝いもしたかった」

「落ち着いたらお父さんと旅行に行きたかった」

とこの世からいなくなった。

 

 

やりがいを感じていた看護師の仕事、

それが自分のためだったのかが疑問だった。

なぜ彼女は病気になったのか。

 

私たち4兄弟を食わせていく家庭のため

働く場所で母親や新しい命を守るため

誰かのためにという強い想い。

 

でも自分はどこにいった?

家族や他人を大事にしすぎて

自分の思いを置いてけぼりにしていなかったか?

体の声を聞いていたか?

 

 

そのうちに体調を崩して私自身仕事ができなくなって

自分と向き合った時に同じことを思った。

自分はどこにいった?

誰のために何のために生きているのか?

体からの声を無視していないか?

 

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ウィメンズヘルス(女性への健康)に関心を持ったとき

同時期に世間でも関心を持つセラピストが増えてきた。

これから女性が輝ける世の中になるためには、

世で流行る〇〇ダイエットのように
ウィメンズヘルスもブームで終わってはいけない。

上っ面な気持ちで始めても仕方ない。
だから今このタイミングで、ウィメンズヘルス領域に

足を突っ込んでいくかすごく悩んだ。

その時はまだ、自分の中の“ウィメンズヘルス”も

あまりにも漠然としていた。

 

自分と向き合って

昔と今の自分の気持ちを受け入れて、

まず第一に自分を大事にした上で

やっぱり女性のためになりたいと思った。

 

 

今世間がこうだからとか

そんなことどうだっていい。

今自分には知識や経験が足りないとか

そんなこと言ってたから一生始まらない。
自分がやりたいと思ったかどうか。

ようやく答えが出た。

今やらなきゃ一生できない。

 

お母さんたちの支えになりたいと思ったのは

未来の命を繋いでいくため

お母さんが生きやすくなるため

周囲の多数決に踊らされて答えを後悔しない

お母さんを増やすため

その先の家族が幸せになるため

その根本には自分のため。

 

もっと一緒に居たかった自分の母親。

悔やんだ想いを地域のお母さんの支えに変えたい。

理由なんてそれでいいんだって。

カッコつける必要なんて何一つなかった。

【誰かのため】のベースには自分の幸せがないと

ちょっとした歯車の違いから歪んでいく。

ただ、あの時があったから今の自分があって、

過去の自分も悔やむことなく認められるようになった。

だからこその今の決断。

 

 

私の行動は私を満たすもの。

その中で世のお母さんや、

これから命を繋いでいくバトンを持つ女性や

女の子の力になれればいい。

 

弱みは強い想いに変わる。

辛かったことは人への優しさに変えられる。

でも1番大事にしなければいけないのは自分自身。

相手を想いたいなら、

まず土台に自分の幸せを願っていいんだと思ってる。

同じようにみんなが自分を大切にしてほしいな。

 

 

変えたいのは女性だけじゃない

女性ばかり特別視したいわけではない。

ただ、

男女は根本的に違うことを理解しなければならない。

本来子孫を残していくことは、

メスに備わる特有の機能であって

昔も今も変わらないこと。

女性の社会進出で生き方は多様化されてきたけれど、

生殖機能も違ければ、骨格もつきやすい筋肉量も、

脳も違う。

それを言ったら人間誰一人として同じ人はいないけど。

それを特別視することが良い悪いではなく、

子孫を残す残さないの議論ではなく、

子孫を残す機能が備わっている体を

大切にしてほしいと思っている。

 

間接的に、女性の笑顔の先には

その周りの社会(家庭、職場etc..)の変化がある。

女性が自分自身を大切にする心の余裕ができれば

気持ちがまーるくなって

自分の好きなことできるようになって

接し方が変わる、相手を気遣える。

その先にあるパートナーとの関係や

子どもとの関係、スタッフとの関係。

女性のパワーや影響力って大きい。

だから、間接的に男性や子どもの幸せも願っています。

 

女性=産前産後のイメージ

それでもまだウィメンズヘルス領域で活動していこう!

と決められないのは

セラピストのイメージが

女性=産前産後のイメージが強すぎて

そこに引っ張られて始めてしまいそうな気がして。

大切だったり増えて欲しいのは、

どの年代の女性でも

「体からの声や気持ちにフタをせずに

自分自身と向き合える人」。

 

自分自身が

人格形成の時期に愛情に迷い

(家族からは愛情たっぷり育てられてきました。

歪んでたのは私の思考笑)

思春期に性に戸惑い

母親が産婦人科ナースとして

輝いていた姿を目の前で見て

母親の乳がん罹患、死別も経験して

自分自身の婦人科系疾患も持ち

心を病んで生理周期がぐちゃぐちゃになったり

 

ウィメンズヘルス=産前産後だけじゃない。

と身をもって感じた。

そして産前産後=骨盤矯正や骨盤底筋だけじゃない。

メディアで言いすぎて

教える側が方法論ばかりすぎて

ママたちは「骨盤矯正」が気になるし

セラピストたちは「骨盤底筋」が気になる。

でもそれってなんかおかしくって、

足部構造が乱れてたり、

なんらかのストレスで呼吸が浅くなってたりしたら、

骨盤だけ見てても根底を変えられるわけないんだよね。

だからこそ、感じていることもふまえて

自分が本当に力になりたい分野はどこなのか

正直まだ迷ってます。

でもそこに本気で向き合わないと相手に失礼だから、

もっともっと自分の気持ちと

世のニーズと、知っていく必要があると思っています。

 

 

母親とは

妊娠後は新しい命を育む生物として母性がより強くなり

体の中に新しい命が宿るという自覚の芽生えやホルモンの影響、身体状況の変化、環境変化によって

全力で子どもを守ろうとする人が必然的に多くなる。

時としてパートナーすら敵と認識してしまうことも。

その反面、自己犠牲がむちゃくちゃ強くなる。

 

何をするのにも子どもが一番で

自分のことは二の次三の次。

体が痛くても眠れなくても、まずは子ども。

仕方がない。

これから十月十日、自分の中にいる我が子が愛おしくて

全力で守ろうとするなんて当たり前だ。

人間界に出てきた赤ちゃんは

泣くことでしか助けを求められない。

自分で生きていける力はまだない。

そんな尊い我が子を守ろうとするのは当然。

 

 

 

でも、目の前の子どもも

自分自身の中を流れるホルモンも

自分の意思とは関係なく激しい振幅を見せる。

 

そんな中で頑張りすぎたり、

体のSOSを無視していると

 

 

ー母乳で育てられないのは自分のせいー

 

ー入院を繰り返すのは自分のせいー

 

ー病気になったのは自分のせいー

 

ー言葉が中々出てこないのは自分のせいー

 

ー眠れない、涙が止まらない、愛してあげられないー

 

 

って背負いこんでしまう。

自分を責めてしまう。

 

そんなことないんだよ。

 

お母さんはもう十分頑張ってる。

育児して家事やって仕事もしてなんなら介護も。

 

 

お母さんが笑っていれば子どもも笑うし

お父さんとお母さんが

仲良く笑ってhappyだったら子どももhappy。

 

なら

 

お母さんが笑っていられるように

お母さんを大事にしてあげられる家族が必要で

その家庭ごとのパートナーとの良い関係が必要で

しんどいときにしんどいと言える環境があってほしくて

お母さんが自分自身で自分の体を大切にすることが

子どもの幸せに繋がる。

 

子どもが1歳なら、ママ1歳、パパ1歳。

でもママにはママの人生があって

パパにはパパの人生がある。

子どもの人生はあなたの人生そのものではない。

人生は今まで繋いできてくれた命のバトンを、次の世代に繋いでいくこと。

 

 

だから自分の人生を生きよう。

自分のSOSサインに見て見ぬ振りするのやめよう。

今自分がどうなっているかに気づこう。

頑張ってないなんて謙遜しなくていい。

ダメな母親だなんて思わなくていい。

愛せない時期があったっていい。

踏ん張りすぎなくていい。

サボってもいい。肩の力抜いていい。

ありのままでいい。

 

 

 

今は私を頼ってくれるお母さん、女性の方々に対して

そんな想いでサポートをしたいと思っています*

 

 

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2018.06.30

田中めぐみ