Q;破天荒女子のイベント報告ーW-Festival最終編ー
もう2018年も終わろうとしてますね。
思えば、イベントの声をかけてもらったのが
6月だから、1年の半分をこのW-Festival
W-Festival開催!<参加申し込みページ> | Яe;suiken 〜リスイケン〜
に費やしてたことになります。
破天荒だし、バランスがうまく保てないやつだから、
犠牲にしたものもあったし、
疎かになってたものもあるし、
出会いもあれば別れもあって、
私の行動によって傷つけた人も
迷惑をかけた人もいたと思う。
自分の中でも変わったものもあるし、
何度も心と体が崩壊した(笑)
自分と向き合うことってむちゃくちゃしんどいけど、
前みたいに引きこもりにならないのは、
きっと自分の気持ちに
フタをしたままの人生が逆にしんどくなってきて、
今ちゃんと自分を生きて、
少なからず前に進んでいる実感が
あるからだと思う。
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12月16日のW-Festivalでは
私の中のウィメンズヘルスが変わり始めた軌跡
ーしくじりまくって見えてきた在り方ー
というタイトルで発表しました。
知識も何もない、ただの経験則(笑)
内容はお金払ってきていただいたので
当日の内容から割愛する部分もありますが
届くべき人に届いてほしいので
公開しようと思います。
ウィメンズヘルスって聞いたことありますか?
「Women‘s Heath」
直訳すると「女性の健康」です。
今リハビリ業界では、
新たな領域として数年前から
関わるセラピストが増えてきています。
では皆さんは、「ウィメンズヘルス 」と聞くと
何をイメージしますか?
私がウィメンズヘルスに足を突っ込んだ3年前は
という感じでウィメンズヘルスを
めちゃ狭い見方でしか
捉えられていませんでした。
おそらく、このイメージを持つ
「ウィメンズヘルスに興味があるセラピスト」
も多いのではないかと思います。
誰がそうさせたのかはわからないですが
世に出ている情報を調べていくと
かなりの割合でこの2つのワードが出てきます。
それは新人や興味が出てきた人たちが、
その思考に偏るのも仕方ないです。
このブログを読んで、
早いうちから少しでも捉え方が変わる
きっかけになれればなぁと思っています。
そして、私と同じように回り道しませんように。
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発表(ブログ)を通じて伝えたいのはこれ。
話の流れはこれ。
わたしごとということで
15の頃に母との死別はあったものの
特別失敗なく“順調”に
人生送ってきた私でしたが(めっちゃ割愛)
23歳の時に抑うつと診断されて
新人で入職した職場を1年半で休職します。
「なんであの元気なめぐが!?」
友達にも家族にも言われて、
1番驚いていたのは自分自身でした。
直前は精神崩壊してて、
刃物持って物を切り刻んだこともありました
(今だから暴露笑)
よくパートナーは一緒にいてくれたなぁと思います。
当日緊張しすぎてヤミヤミの実の能力の
説明をすっ飛ばした私。笑
ヤミヤミの実ってみんな知ってたかな?
ちなみにね、ヤミヤミの実の能力に引力
(引きつける力)があるのですが、
ヤミヤミの実の能力者になったからこそ、
色々な方々と出会えたことも、
引きつける能力のおかげかな、、と( ̄▽ ̄)ドヤ
いつもありがとうございます♡
・「いい子でいればお母さんが家にいてくれる」2歳で培った承認欲求の塊
・当時15歳、母の乳がんでの死別を受け入れられなかった休職までの9年間
・高校生から見て見ぬ振りをしていた生理痛
・20歳で見つかった卵巣嚢腫
・休職半年前に可愛がってくれていた人が自殺
・PMDD(月経前気分不快症候群)の予兆があった(月1必ず年休)
こんなものをうまく消化できずにずっと生きた結果
気づいた時には心が粉砕骨折して、
ようやく今向き合うべき「自分」に出会います。
職場をやめてからご縁があり、
桃の売り子になりました。
理学療法士なのに桃の売り子という職歴の持ち主。
何者やねん。笑
太陽を浴びて少年のような
夏を過ごした私はすっかり元気になります。
ここから女性特有の問題に悩んだ経験で
例の「ウィメンズヘルス 」に足を踏み入れますが、
当時のセミナーの謳い文句は
「産前産後ケアを学びましょう」
「骨盤底筋群トレーニングで尿もれを防ぎましょう」
そんなのばっかりで私はまんまとそれに乗り、
「骨盤底筋群のケアできたら女性を幸せにできる!」
と勝手な勘違いを始めて学び始めます。
学んだ後、実際
パーソナルコンディショニングを始めましたが...
「・・・骨盤底筋群トレーニングしたら、
症状は消えたとしても、それだけじゃないよね?」
結局相手の痛みや悩みが取れない自分と直面。
「ウィメンズヘルスってなんだ?」
自分なりの答えを探す旅に出ます。
生理痛もあったし、
色々な理学療法士の介入方法も見たかったので、
自費で活動されている3人のセラピストの先生方に
生理時の腰痛を主訴にみていただいた流れを
発表中にシェアさせていただきました。
同じ主訴でみてもらったけど、
3人の先生は三者三様。
色々なセラピストの先生がいらっしゃり、
ここで気づきます。
当たり前じゃね?
って思う人はいらっしゃると思うんですけど、
当時の私にとっては必要な気づきでした。
そして理学療法士になったから、
触ることが良いことだ!と思っていた私が
自分で経験して感じたこと。
私は3人のセラピストの先生に見てもらう前に
職場を変えるという選択をしただけで
これだけいろいろなことが
変化してプラスに向かいました。
だからこそ、セラピストが触れる前段階で
セラピスト自身が磨くものを磨けば
体に触れずとも変えられることはたくさんある。
聞く力、情報を繋ぎ合わせる力。
心が変わる、環境が変われば
人は動き出せる、前を向ける。
今、私は訪問リハビリを通して
「人の心を動かすきっかけ」を着々と学んで
いっぱい失敗しながら力をつけています。
自分の体と心と向き合って
「人を見る」大切さに気づきました。
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そして第2章
家庭(育児)、学校、職場、
人は色々な身に環境を置いていて、
人間は環境に大きく影響を受けているということ。
目の前にいるクライアントさんには必ず過去があり
出会ってきた人、かけられた言葉、
感じてきたこと、してきた恋愛、昔あったトラウマ
全部ぜーんぶ違って、結果
今ここにクライアントさんがいるということ。
そしてウィメンズヘルス (=女性の健康)の
【健康】をもう一度考えた時
理学療法士が得意とする肉体的(機能面)な部分だけが
満たされても健康とは言えない。
セラピストの徒手療法だけで体の不調が消えて
心にも余裕ができて
相乗効果で良くなる方もいらっしゃると思いますが、
身体的に一部分だけみていても、
その人を総合的に健康に導くのは難しい。
そもそもそのクライアントとの信頼関係、
社会的関係すべてを踏まえた
【その人をみる】ことが重要なのではないか。
そして「女性」といっても人生は流れていて
その時々のライフステージでそれぞれ起こる課題に対して、
理学療法士が関われる可能性がある。
(一例としていくつか挙げました)
そんなことを踏まえて、
過去のウィメンズヘルス のイメージが変わり
「でしかない」ことに気づき、
私なりのウィメンズヘルスの概念
が見出された、というお話です。
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そして、まとめに入っていきます。
職場に慣れただけで終わった新人の1年半、
桃の売り子としてセラピストから離れて
人生豊かになった9か月、
ウィメンズヘルスに片足突っ込んだけど、HOW TOばっか追いかけて、
訪問リハ始めて「生活」に焦点をあて
よりその人を見れるようになった2年間。
でも結局私は、
機能面の評価とアセスメントにてんで弱い
恥ずかしながら中身のない
理学療法士5年目であることに気づきます。
それが今。
できないことを認めるのは、
昔の私ならできなかった。
こんなのブログに書くとかとんでもない。
繕って、強がって、
なんとなくその場を知っているフリして
やり過ごしてきた自分と真正面から向き合いました。
でもこれが隠す意味もない今のわたし。
今が見つかったから
これから自分がどう生きていきたいのか
考えてみました。
これ、私の超大作なんですけど、
イベント当日、「見覚えある人?」
って聞いても誰も手を挙げてくれなくて
ショック受けたやつ。笑
(´-`).。oO
そうですよっ!
エヴァのMAGIシステムですよっ!
細かくて伝わらない?笑
そんなの知らない。
ここはただの自己満でした笑
(著作権の問題で原画は載せられない笑)
プレゼン締切ギリギリでヒーヒー言ってる中、
「女性としての私」
「セラピストとしての私」
「パートナーとしての私」
3人の私をまとめた発表を聞いたパートナーが
「MAGIやん!」と言ったので、
急に作りたくなって1時間かけて作った力作でした。笑
この間も
「2月に一人旅に行かせてくれっ!
色々な人と出会って自分を見出せたから、
最後は自分に還りたい。」
と言ったら
「原始に還るのか。うむ、良いだろう」
と返されたので、
我が家のベースはエヴァンゲリオンのようです。笑
エヴァを5回見ても覚えられない私は、
海馬の質が低いみたいなので、
シン・エヴァンゲリオン劇場版:||
公開まであと2年、あと10回くらい見直すでしょう。
とりあえずみんな見て。
覚えられない私に教えてください。笑
余談はここまでとして、
ここでこれからの私の軸の話をしました。
なんやかんや言ったけど
「自分が心豊かで相手を笑顔にできたらいい」
と思ってます。
最後に
27年間生きて感じたことー
母親はなんでも子供が1番になりがち。
もちろん、手を貸さないと生きていけない子どもに
そう考えるのは親としておかしいことではない。
でも、この図が逆転し
「相手のためだけに生きる自分」になると、
人生がしんどすぎる。
あなたはあなたの人生を生きていい。
私は母の死にとても執着していました。
「早く乗り越えなきゃ」って。
でもそんなの必要なくて
「今」自分の中にある想いに寄り添う。
それだけでいい。
過去のトラウマ、乗り越えられずに辛いこと、
きっと誰しもにあること。
今のその寂しさや悲しみを受け止める。
その先はいらない。
それが積み重なると必ず変わってくる。
今、引きづられそうな縄から
力づくで持っているその手を緩めていい。
それは逃げじゃない。
そうやって一歩一歩進んでいくしかない。
15歳で母の死を間近で経験したとき
23歳で知人が自死を選んだとき
休職前、気持ちが崩壊して刃を手にしたとき
24までに「死」を意識した場面があった。
「死」を感じることで
「生」を感じ、時間は有限だと気づく。
それに気づいてから3年間
会いたい人には会いに行った。
やりたいと思ったことをやった。
そして、きっとこれからもしたいと
思ったことをすると思う。
明日死ぬかもわからない自分の人生
やりたいことを後回しにするのはもったいない。
今やりたいと思ったことは
後回しにしないで今やってほしい。
一番大事なのは、自分の身体と心。
今を生きて。
今やりたいことをしないともったいない。
明日死ぬかもしれないから。
あなたは自分の人生にどんな足跡を残しますか?
読んでくださってありがとうございました^^
これで破天荒女子のイベント報告は
無事完結です(^^)
ブログの感想お待ちしています^^
H30.12.28 田中めぐみ